肩こりという症状で実際に硬くなっている部位は首です。
首の筋肉というのは本来、リラックス状態を意味する副交感神経が優位に働くべき部分。
睡眠の質はその副交感神経優位な状態になることで高くなります。
しかし、首が硬くなっているとそれが乱れて不眠になりやすいです。
※肩こりでも寝るのが上手で睡眠に悩みがない人もいます。
では、どうすれば肩こりを改善できるのか。
ほぐすのはどうか。
その場では良くなるけれど、ほぐすだけだと賞味期限があります。
またすぐにコリを感じてしまいやすい。
ほぐす+トレーニングが最適だと思います。
1 呼吸
腹式呼吸が上手くできずに胸式呼吸になりすぎていると首が硬くなりやすい。
横隔膜という部分を使ってお腹で呼吸できるようなエクササイズ。これも立派な筋トレです。
2 肩甲骨を立てる
肩がすくんだ状態は首を過剰に使ってしまい、硬くしやすい。
胸がうまく張れてると肩甲骨は立ち、首の問題解消に繋がります。(肩甲骨が後ろに傾く)
背中の広背筋がうまく使えるとそうなりやすいため、背中のトレーニングは大切。
ただ、基本的に他の部位のトレーニングでも胸を張れることは望ましい場合が多く、身体全体的に鍛えていくことで改善が見込めます。